臨終の要塞 ネタバレ

「臨終の要塞」のネタバレ&無料試し読み。若者と老人が入れ替わる世界

 

吉田薫さんのマンガ作品「臨終の要塞」。

 

 

 

最近問題になっている介護士による高齢者への虐待ですが、本作でも身体の弱った老人を無下に扱う若者介護士が登場。

 

そんな彼が研修に訪れたのは、身体につける装置で高齢者の身体能力になってしまう施設、そんな彼らを「お世話」するのは老人で・・

 

 

モッピー


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「臨終の要塞」表紙

「臨終の要塞」あらすじ&ネタバレ

 

以下の文章に、あらすじ&ネタバレ要素を含みますのでご注意ください。

 

 

とある特別養護老人ホーム・・・

 

高齢者のリハビリに立ち会う女性介護士に「あとは俺がやるよ」、と声を掛ける実松。

 

老人はその言葉に女性介護士の服をギュッと掴む。

 

 

「若い女の子の方がいいですか?・・・さあ・・・」

 

 

 

老人の個室に行った実松はモップを顔に押し付ける虐待を開始。

 

「助けでも乞うつもりだった?・・あんたの担当は、俺だよ」

 

 

 

老人は老い先短い「枯れ木」・・・水をやっているのは俺たち・・・


 

他人がいないと、何もできないんだから

 

 

 

実松の虐待に耐えかねた老人は、夜フラフラと脱出を試みる・・・

 

「でぐち・・・で・ぐち・・・」

 

 

寸でのところで実松に見つかりシャッターを下ろされました・・・「出口なんて、ねえよ!」

 

 

 

ここに入れたのはあんたの家族、帰る家なんてもう無い。

 

ここからは出さないよ・・・死ぬまでね・・・

 

捕まえた老人をベッドに器具で動けないように縛り付ける実松でした。

 

 

 

 

そんな彼に、若い介護士向けの「研修」の話が。

 

郊外に出来た新しい老人施設からの話で・・・実松を直々に指名してきたらしい。

 

 

 

研修で直接指名なんてあるのか?・・・と考えながらそこに向かう。

 

そこは巨大で綺麗な施設・・・年金で贅沢しやがって、なんて考える。

 

 

 

中に居たのはずいぶん元気な老人たち・・・しかしなぜかスタッフの姿は見当たりません。

 

と、そこに現れたのは、ここの施設長を名乗る羽部という、にこやかな男。

 

 

早速、研修を始めよう、という羽部・・・「簡単な疑似体験ですよ」

 

彼が独自に開発した、という高齢者疑似体験装置「ウラシマ」・・・それを手足に取りつけスイッチを入れると・・・

 

手足が急に重くなり・・・目はかすむし、体が思うように動かない。

 

耳まで遠くなり・・・まさに自分の身体が高齢者のものになったみたい。

 

 

 

耳の遠くなった実松の耳元で、羽部は大声で・・「身体能力を85歳まで低下させられるんですよー!」と叫ぶ。

 

 

 

 

施設を案内するという羽部の後ろから・・ズルズルとついて行く。


 

全てがぼやけて見える世界、視界も狭い・・・これが85歳か・・・

 

 

 

案内されたのは入居者棟・・・四方を囲まれて外から見えない、まるで収容施設のようです。

 

中に入ってみると・・・驚いたことに寝かされているのは、実松と同じ装置をつけた若者たち。

 

そして彼らの世話をしているのは老人たちなのです。

 

 

 

ここは!・・老人と若者が入れ替わった世界・・・

 

 

 

そこで口を開く羽部・・・・

 

ウラシマは一度つけると自力では外せない、「今日からここで一生を過ごしていただきます」

 

ようこそ羽部園へ

 

 

 

冗談もたいがいに・・・そう言いかけた時、目に入ってきたのは階段で首つり自殺をした若者の姿。

 

 

「若い子はホントに忍耐力が無いですね・・・ここの生活に耐えられなくなるとすぐに死を選ぶ・・」

 

でも、これでベッドが一つ空いたので、アナタが使ってもいいですよ。

 

「まあ、あなたなら自殺なんてしないでしょうけど」

 

 

 

介護士は並大抵の精神力では務まらない、それに比べればここでの生活なんてたやすい事。

 

「老人を無下に扱えるあなたなら尚更ね」・・・そう言い放つ羽部にゾクッとする。

 

 

 

小さな段差に躓いて転倒した実松に・・・心配した老人たちが助けに入る。

 

「人の助けが無いと、何もできんのやでのお・・」

 

 

「無能が!」と言われている気がした。

 

 

 

 

脱出を考えて廊下をよぼよぼと歩く実松の脳裏にある記憶がよみがえる。


 

学生時代に年老いた養父に暴力を受けた記憶が・・・

 

押し入れに閉じ込められ・・・「一生そこにいろ!無能が!!」と言われた。

 

 

 

塞がれた世界はもうごめんだ・・・出ていってやる・・・

 

 

 

非常口を見つけた実松・・・あそこまで行けば・・・しかし!

 

 

 

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「臨終の要塞」感想&無料試し読み

 

かつて自分が脱出を阻止した老人と同じ行動をとる、という皮肉めいた実松のラストシーン。

 

徐々に体が弱っていくのではなく、若者が急に老人の立場になる・・・彼には刺激が強すぎたようです。

 

老いによる絶望感って、やはり年を取って「達観」しないと耐えられないのかも。

 

 

 

彼が高齢者を虐待していたのは、かつて暴力を振るわれた養父の影響が大きそうです。

 

 

作者さんは高齢者に「仕返し」的な意図を匂わせたのかな、と。


 

 

それと登場した装置ですが、上手く使えたら介護の仕方やバリアフリー対策なんかに便利そうなものですね。

 

一生外れないなんてまっぴらですが(^^)

 

 

あと気になるのは謎めいた施設長の思惑、なんの目的で死人がごろごろ出るようなことをやっているのか。

 

その辺も読み進めると出てくるのかな・・

 

 

 

高齢者を苛めていた若者が、逆の立場になるという皮肉めいたお話、面白かったです。

 

 

 

 

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